受身形の作り方

GⅠの動詞
GⅠの動詞は「○ます」ますの前、【「i段→a段」+れます】で作ることができます。
※【い→わ+れます】になるので、注意です。


GⅡの動詞
GⅡの動詞は「ます→られます」に変えるだけで作ることができます。

GⅢの動詞

「受身形」の活用方法は「基本の尊敬語」や「可能形(GⅡ)」の活用方法と同じになります。
なので、単語だけを聞いた場合、日本人でも受身形?尊敬語?可能形?となってしまいます。
そのため、文章や状況で判断するしかありません。
・【基本の尊敬語】
受身形の意味、使い方
受身形は日本人向けには「直接受身」や「間接受身」などという言い方をして分類していますが、外国人に対する日本語教育では、この受身形はN4レベルで初めて習うので、直接や間接というような分け方は難しいように思えます。
そのため、100%は対応が難しいですが、できるだけシンプルにして3つの意味に分けました。
【受身形の意味】
1、人は人に(~を/に)受身
2、物、建物は人に/材料で受け身
3、イベント、大会、建物は場所で/年に受身
人は人に(~を/に)受身

・学生は先生にほめられました。→ 先生は学生をほめました。
・私は母に怒られました。→ 母は私を怒りました。
・娘は父に呼ばれます。→ 父は娘を呼びます。
・私は会社のスタッフに信用されています。→ 会社のスタッフは私を信用しています。
・バスの中で、私は知らない人に足を踏まれました。
・田中さんは誰かにかばんを盗まれました。
・店長は変なお客さんに水をかけられたことがあります。
・彼氏は彼女にスマホの中身を見られます。
・彼女は友達にパーティーに誘われました。
・私は先輩にプロジェクトの内容に反対されました。
物、建物は人に/材料で受け身

・QRコードは日本人に発明されました。
・飛行機はライト兄弟に発明されました。
・電球はトーマス・エジソンに発明されました。
・この机は木で作られています。
・このT-シャツは綿で作られています。
・この美術館は安藤忠雄さんにデザインされました。
イベント、大会、建物は場所で/年に受身

・EXPOは大阪で開かれています。
・去年のオリンピックは東京で開催されました。
・毎年、国際映画祭は韓国の釜山で行われます。
・東京タワーは1958年に建てられました。
・東京スカイツリーは2012年に建てられました。
・間違えやすい【使役形】
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