【言葉・違い】もらう/くれる/あげる

文法/言葉の違い

もらう/くれる/あげる

「もらう、くれる、あげる」の関係、使い方は初級レベルで勉強しますが、意外と中級レベルの学生でも間違えることもあります。

この3つの関係がしっかり分かれば、文法の「~てもらう/~てくれる/~てあげる」も上手に使う分けることができるようになります。

もらう/~てもらう

(わたし)(あね)もらいます。

(おとうと)(あに)もらいます。

友達(ともだち)(わたし)(あに)もらいます。

中村(なかむら)さんは社長(しゃちょう)誕生(たんじょう)()プレゼントをもらいました。

(わたし)(はは)料理(りょうり)(つく)ってもらいます。

(いもうと)(あに)(はん)をおごってもらいました。

社員(しゃいん)社長(しゃちょう)コーヒーを()ってもらいます。

田中(たなか)さんは(わたし)両親(りょうしん)(まち)案内(あんない)してもらいました。

※ 両親は私にお土産をもらいます。→私は両親にお土産をあげます。
「○が私にもらう」は文法的には間違っていないが、実際は「私は○にあげる」の形で使うことが多い。

くれる/~てくれる

(ちち)(わたし)(かね)をくれました。

社長(しゃちょう)(わたし)給料(きゅうりょう)をくれます。

友達(ともだち)(わたし)料理(りょうり)(つく)ってくれました。

先生(せんせい)(わたし)英語(えいご)(おし)えてくれます。

あげる/~てあげる

(わたし)(いもうと)T(ティー)-シャツをあげます。

(あに)(いもうと)小遣(こづか)いをあげます。

(わたし)中村(なかむら)さんにジュースを()ってあげました。

社長(しゃちょう)田中(たなか)さんに仕事(しごと)(おし)えてあげました。

※私は社長にプレゼントをあげました。→私は社長にプレゼントを渡しました。
※私は韓国語の先生に日本について教えてあげました。
私は韓国語の先生に日本について、話しました。
「下の者から上の者にあげる」状況は、文法的には間違っていないが、少し失礼に感じる場合もある。



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